餃子屋としてのプロフィールはまた次回にします。
左官歴について!
当時餃子屋をやっているころから、伝統的な左官(土壁ぬり)
をやってみたくてしょうがなくて、
どうせやるなら本場は京都だろうといろいろ調べてみたら
まさにピッタリ、伝統的な左官を教える学校があったのです。
京都左官組合が運営する 左官専修学院 です。
2年制の授業で土壁中塗りから、木舞(こまい)の編み方、本漆喰、大津磨き
水捏ね。その他いろいろ、実習があります。
これらの技法は全国地域によって色々なやりかたがあると思いますが
その中でもやはり伝統的な左官は京都の技術がすぐれていると思うのです。
何故なら京都には重要文化財が沢山あり、その壁の仕様も様々。
それが永くにわたり受け継がれ革新されてきたものだからです。
京都の昔の残っている鏝を見ても本当にすばらしいものが多い。それも
物語っていると思います。
授業で先生によってはその昔の鏝で塗らせてもらったりもしました。
これが道具好きの僕にはたまらなく良かった。
講師の先生も業界でよく知られる方々が在籍され、直接指導してもらえたことも
良い経験になりました。
だから本当にここを選んで正解でした。
他の県の組合の運営するものに入っていたら
ここまでの楽しさは感じえずこんなに続かなかった気がします
それで、2年間の間に左官技能2級をとり無事卒業しましたが
何か納得できずもう一度入りなおしました。
ですから4年間学院に在籍していたことになります。
あと年に数回ある本職むけの向上訓練なる講習にも
ときどき参加してるかな。
それだけ左官は楽しいものでした。
でも現場経験は1度も無くて学院で習った基本的な
ことしか分りません。
素人に毛が生えたようなものですがよろしくお願いします。